アミリョウコ
オアハカフェリアグラフィカ
Noviembre(11月)
オラー、こんにちは!オアハカよりアミリョウコです。
10月の終わりから11月の頭は死者の日がありました。今年もたくさんの観光客で街は大盛り上がりでした。(正確には、と聞きました。)ろいうのも、私は今年は死者に日の期間中に開催されたフェリアグラフィカオアハカというプリントフェアに参加していたので、死者の日の前はずっと準備に追われていて、当日も会場に入り浸りでした。
その内容やいかに⁇
やはり版画が一番多いのですが、小さなものから大きなものまで壁中にディスプレイされていて、めちゃくちゃ迫力がありました。(写真2)
作家さんと直接話せるし、作家側からすると直接お客さんと話しができるのでめちゃくちゃ熱気があっていい雰囲気です。(写真3)
死者の日に合わせての開催なのでお客さんは世界中から来られていました。
私が話したので一番遠くからきていたのは、イスラエルやニュージーランドの方でした。
オアハカは圧倒的に版画が強いのですが、アートブックを作っている作家さんもいます。
友人でもあるPOLVOH PRESSのアルフォンソとミレルの作品は、リソグラフやシルクスクリーンなど様々なプリントの技術が使われていてどれもため息が出るようなかっこよさです。そして実験的なところがさらにいい‼︎(写真4)
オアハカでは作家自身が自分で作品を刷ることが多いと感じますが、彼らはシルクなりリソなりを刷り師に頼んでしているのでクオリティがめちゃくちゃ高いです。さすがプロですね。
フェアの開催中には色々な作家さんがワークショップも開催していました。
来場者が参加できて作品が作れると言うたのしいものつくりの空間でした。
写真のワークショップ風景は、リノリウムでつくった版を使ってTシャツにプレス機で印刷すると言うもの。(写真5)
ちなみに私のブースはこんな感じでした。(写真6)
もちろんマエストロと作ったカレンダーもおきました(写真7)。たくさん印刷物があった中でも活版印刷のものは他にあまりなかったので、たくさんの人に興味を持ってもらえてありがたかったです。
この青年は活版ノートと活版カレンダーを両方お買い上げ‼︎(写真8)
話を聞くと物を書いたりすることが好きなのだそうです。そう言う人にこれらが嫁入りしてくれて本当にうれしいかぎりです。
作り手と見る人の距離がものすごく近いこのようなイベントは印刷がより身近に感じられるのでとてもいいな〜とにやにやしっぱなしでした。
印刷物やプリントやアートがもっと親しみやすいものとして感じられたり学べたりできる、このようなイベント、日本でもあるのかな⁈と気になるところですが、絶対開催したら面白いだろうな〜と思います。
それではまた来月お会いしましょう‼︎