(株)和光
ロゴの製版 その2
前回、コロナ滅箔押しの版を製版しました。次の箔押しの準備をしようと版を見ていて、何か違和感が…。大変な間違いをしていることに気が付きました。
「コロナ滅」部分のパターンが通常のパターンではなく、テスト段階のパターンを組み合わせてしまっていました。しばしの沈黙が続きます。
このまま箔押しをしても、表現できるとは思うのですが、あくまで「思う」レベルのため、万全を期する為、箔押し版を作り変えようと思います。
前々回作成したデータを引っ張りだして、一番簡素で、箔押しで表現しやすいパターンに入れ替えます。これは、あくまで後退ではなく、後進です。レタープレスコンボキットで箔押しをするつもりなので、できるだけハードルを下げて、成功率を上げていきたいと思います。
このデータを基に、箔押し用、オーナメント用のデータを作りかえます(写真1)。昔、エンボス箔のテストをしていた時に色々なパターンを簡単に配置できるようにデータ作りをしていたため、データ変更は簡単に行えました。昔の私に拍手。
これで、もう一度、真鍮版を製版します(写真2)。サポート用の樹脂版は、前回製版したものが使えるので、それを使用します。
製版が終わりました(写真3)。これも切り分けて箔押しとオーナメント用に仕上げます。
これで、やっと箔押し工程に進めます。
気付かずに、箔押し工程に進んでいたら、大変か事になるところでした。修正できて良かったです。
しかし、せっかく製版したので、前回製版した版でも箔押しをしてみたいと思います。
仕上がりはどうなるでしょうか?楽しみです。