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(株)和光
シン・evolution12

シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

前回は、メインフレームの設計で終わりました。資材調達をしようとした時、思い出しました。
ローラーユニットのデータを作成した時、間に合せで、適当に作成していたことを…。データを見直したところ、全く寸法が違っておりました。やっつけで仕事をしてはいけません。早速、データの作成し直しです。正確に寸法を測って作成し直しました。(写真1)

(写真1) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

サイズ感が全く違ってきました。左右が特に長くなりました。分割したデータを作成します。(写真2)

(写真2) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

これを基に、最大ローラーギャップの50mmを設定し、ギアボックスを設置し、側面と天面用のデータも作成します。(写真3)

(写真3) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

幸いなことに、ギアボックスがセンター寄りに設置できました。不幸中の幸いです。これに、メインフレームを設定していくのですが、コの字アルミチャンネルの規格上、幅が50mm(内寸44mm)となります。クルクル用のギアの直径が50mmなので、メインフレームに干渉してしまいます。これ以上の幅だと、ローラーユニットとのギャップが大きくなり、ローラーの上下運動や実際の印刷中に左右のブレが生じるのが気になるので、フレームをくり抜いて逃がします。クルクルギアが視覚的に見えるようになるので、ある意味、楽しいフレームになるでしょう。また、ローラーが上下に移動する際、くるくるハンドルも上下します。そのために側面にもハンドル用のシャフトの逃げをくり抜かなければなりません。一番下に移動したときの想定位置をデータ化します。(写真4)

(写真4) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

赤線の位置まで、ローラーユニットが移動します。側面のフレームに逃がしのくり抜きを設定し、天面には、スクリューシャフト用の穴、高さ調整用ハンドルの軸の穴とギアボックス固定用の穴を設定します。(写真5、6)

(写真5) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)

(写真6) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真6)

これで、メインフレームの設計のやり直しが終わりました。ローラーユニットの図面の不備に気がついて良かったです。後で気がついていれば、大失敗になるところでした。何事も、手を抜いて作業をしてはいけないですね。改めて、次の工程に進んでいきます。

シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

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(写真2) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

(写真3) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

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(写真5) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

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(写真6) | シン・evolution12 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真6)