(株)和光
鬼滅ロゴ箔押し4〜無限失敗編〜
前回は、版を作り変えました。これで、箔押しをします。ダブルミーニングの表現がうまくできるでしょうか?
久々に、自作の印刷・箔押し兼用プラットフォームを出してきました。早速、箔版をセットします。(写真1)
次に、下のサポート用樹脂版をセットします。両面テープを貼って、箔版の上にピッタリ位置が合うように置き、プラットフォームを閉じて、天板にセットすると、箔版と樹脂版の位置が合います。(写真2、3)
あとは、用紙セットのガイドを設置して、熱源のスイッチをいれて、110℃になるまで、約15分待ちます。もう少し、早く温度を上げたいのですが、自作のプラットフォームの能力が低いので、待つしかありません。
やっと110℃になりました(写真4)。ここからが本番です。まずは、調子を見るため、圧力調整無しで、レタープレスコンボキットでクルクルします。(写真5)
いつものドキドキタイムです。箔ホイルを剥がしてみましょう。(写真6)
恐る恐る剥がしてみました。
うーん、箔切れが悪く、不要部分にも箔が残っています(写真7)。肝心の凹凸部分はどうなっているでしょうか?
微かに凹凸ができているだけで、あまり効果がありません(写真8)。凹凸を際立たせるには、圧力を上げて、いかねばなりません。箔切れの悪さは無視して、圧力を上げてみました。
凹凸ははっきりしてきましたが、視覚的な効果が表現されません(写真9、10)。残念ながら、この版では、表現が無理のようです。振り出しにもどって、データを作り変えなければならなくなりました。
仕切り直して、始めます。「無限列車被害拡大! 1名死亡」です。失敗続きですが、くじけずに前に進んでいきます。