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(株)和光
鬼滅ロゴ箔押し6

前回は、版の作り変えをしました。今回はうまくいくでしょうか?早速、箔押しをしていきます。はたしてダブルミーニングは成功するのでしょうか?版上でははっきり見えるように変化したので、箔押しでもうまくいくと思われるのですが…。

箔押しの手順は同じなので、割愛させていただきます。どうでしょうか?(写真1)

(写真1) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

テクスチャーは表現されているでしょうか?拡大してみましょう。(写真2)

(写真2) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

前回に比べると、はっきりと表現されています。データを作成し直した苦労が報われます。しかし、一つ課題をクリアすると、また課題がでてきます。まるで、人生と同じじゃないですか。
出てきた課題は、

1.文字の中(鬼や滅)の箔切れが悪く、不要部分にも箔が残ってしまう。(写真3)

(写真3) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

2.光の反射でダブルミーニングが表現されるのに、ダブルミーニングの表現が見える角度等の条件が狭い(写真4)。(画像の角度以外は、見えません。)

(写真4) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

箔切れは、技術の問題もありますが、手作りのプラットフォームでの箔押しにしては、デザインが細かすぎたのも原因と思われます。また、ダブルミーニングの見える範囲が狭いのは、デザインの問題も関係してきそうです。

ショック状態の中、圧調整を忘れて箔押しをしてしまいました。その作品を見て思いました。(写真5)

(写真5) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)

光の反射を使った表現方法より、素直にテクスチャを箔押しで表現したほうが、ダブルミーニングが分かりやすいではないですか。
路線変更です。シンプルにします。このままでは、完成が望めないと判断しました。
また、データを作成し直して。再出発です。

楽しみにされていた方には、誠に申し訳ありませんが、どうぞ、お付き合いください。
よろしくお願いいいたします。

(写真1) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

(写真2) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

(写真3) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

(写真4) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

(写真5) | 鬼滅ロゴ箔押し6 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)