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(株)和光
活(い)きた版 「箔押し?その9」

前回は両面テープを使って箔転写を試みましたが、デザインした物の箔転写が難しいので、他の方法を考えてみます。
そこで思い浮かんだのが、レーザープリンターのトナーです。
レーザープリンターのプリント工程は、紙に静電気で付着させたトナーを定着器で加熱し、圧着させて定着させます。
粉状のトナーが加熱により液状化して、圧力を加える事によって紙に定着するので、液状化した状態のトナーを接着剤代わりにして、箔を紙に転写させようというもくろみです。

まずデザインを作成します。手持ちが赤と銀の箔フィルムなので、メタリック表現で赤といえば、そうです!アイアンマンです。早速データを作成してレーザープリンターで出力します。(写真1)

(写真1) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

次に加熱と圧着をどうするかですが、簡単に加熱と圧着をしてくれるのが、ラミネーターです。(写真2)
ラミネーターはラミネートフィルムを加熱して接着剤を活性化して圧着させる装置ですので、もってこいの装置です。

(写真2) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

箔フィルムをのせて、シワ発生防止の為にテープでとめます。(写真3)

(写真3) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

上に押さえ用紙をのせてラミネーターに通します。1回では転写漏れが怖いので、10回通しました。(写真4)
(少々ナーバスになってます。)

(写真4) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

さて、どうでしょうか?剥がします。(写真5)

(写真5) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)

剥がす前に箔フィルムがボコボコになっていたので怖かったのですが、やはり転写されてない部分がありました。

簡単にはいきません。紙を替えたり、挟む方法を変えたり、試行錯誤を繰り返します。

(写真6) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真6)

(写真7) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真7)

ここまでが限界でした。安めのラミネーターを使用したからなのか、レーザープリンタートナーの印刷後の紙写り防止技術向上のの賜物なのか、完全には転写されませんでした。(写真6、7)

ある意味独特な雰囲気でMADな感じが表現されて良いのでは?と慰めて今回は終了です。

いつかリベンジしたいです。

(写真1) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

(写真2) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

(写真3) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

(写真4) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

(写真5) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)

(写真6) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真6)

(写真7) | 活(い)きた版 「箔押し?その9」 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真7)