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生田信一(ファーインク)
これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟

これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

東京都江東区の篠原紙工は、製本・紙加工・デザイン・印刷物の制作を手がける企業です。同社の大きな特徴は、新商品の企画から開発までを手がけ、数多くの新しいプロダクトを生み出していることです。

2020年5月、篠原紙工が運営するFactory 4Fのブログで、同社で制作された名刺箱をニュースを知りました。写真を拝見すると、名刺箱として創意工夫に富んだ機能をもっており、使いやすさを考慮したシンプルなデザインに驚きました。さっそく訪問し、詳しいお話を伺ってきました。

これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

プロトタイプ(試作品)から完成までの道のり

お話を伺ったのは、同社のCEO、製本ディレクターの篠原 慶丞さん、今回紹介する名刺箱をデザインされた宮園 葉月さんのお二人です。名刺箱が生まれた経緯を、篠原 慶丞さんが次のように語ってくれました。

「この名刺箱は、元々は売り物用に作ったわけではなく、納品用に作ったものです。名刺を納品した際に受け取ったお客さんのことを考えて箱が必要と思ったからです。弊社が名刺を受注する場合は、一般の名刺より何倍も高い名刺を受けます。抜き加工があったり、箔押しがあったり、コバ塗りがあったりと。そういう名刺を作っているにもかかわらず、納品するときに茶紙のクラフト包装の納品になってしまうのが残念に思ってました。

名刺箱は既成のものがあり、それを使っていたことがあります。でも組み立てるのが大変だったり使い勝手が良くなかったり、さらに言えば、かっこいいものがない。ウチで請け負う名刺は、高価で、デザインが優れているものですので、それに見合うものが必要と感じてました。そうしたモヤモヤはずっと抱いていました。名刺箱は私から作る指示をしたわけではないんですよ。彼女(宮園さん)が自らの意志で作り出したんです」

それを受けて宮園さんは語ります。「今年の2月に入って、(筆者注:コロナ禍があって)仕事がちょっと薄くなってきました。時間があるなら作ってみようか、と思って。私自身が社内ではコバ塗り(フチ塗り。名刺の断面を刷毛で塗って染める技法)の手作業を受け持ち、普段から名刺を触る機会が多いほうですし、発送まで請け負うのですが、クラフト紙に包む作業がやりづらく、時間もかかる、見栄えも…。私自身も箱がほしいと感じていました。それがきっかけでした」

お話を伺うために、机の上には、初期に作成したものから、段階を経た試作品を並べていただきました。順に紹介します。一番最初に作ったものが(写真1)です。とてもスタイリッシュ。この形は、篠原紙工が運営するFactory 4Fが開発、販売する「4F BOX」がモデルになっているとのこと(写真2)。

(写真1) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真1)一番最初に作られた名刺箱の試作品。初期の段階の用紙はチップボールを使用しています。

(写真2) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真2)「4F BOX」。篠原紙工が運営するFactory 4Fで作成した紙加工の見本集。12種類のサンプルと各加工の解説ハンドブック1冊が独特な形状の組箱に詰め込まれている。
価格:3,500円+税
URL: factory4f.stores.jp/

宮園さんは、この試作品を持って、篠原さんに相談を持ちかけたそうです。篠原さんは「素敵だけど、現実的なものを」とリクエストされ、「考え方は素敵だから。是非やって」と後押ししたそうです。こうした経緯で、宮園さんは改良タイプの試作に取り組むことになりました。「「4F BOX」タイプのものを仕上げるには、パーツを組み立て、貼り付けなどの手間がかかります。そこで別パターンでトライしてみようと思いました」と宮園さん。

図面の設計は宮園さんがすべて行っています。改良されたものが(写真3)です。この試作品では、名刺箱の横が開いて、100枚くらいの大量の名刺をスムースに入れやすい構造になっています。一般的な名刺箱は夫婦箱のように上蓋を開けて収める構造ですが、「加工者目線では入れづらい」と宮園さんは語ります。「側面が開いたほうがいいな、とずっと思ってました」

(写真3) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真3)側面が開くタイプの試作品。

ただし、このままでは組み立てには両面テープで貼り付ける作業が必要です。組み立てる手間をもっと楽にすることが課題になりました。ここまでは宮園さんがすべて設計されたのですが、本格的なパッケージの構造にするためには専門家のヘルプが必要になり、篠原さんの知り合いでパッケージを専門にされているデザイナーの方に相談し、協力を依頼することになりました。

その方から、展開図を起こす際のアドバイスを受けて作成したのが(写真4)です。まだ意匠性が施されていませんが、大枠の構造が固まりました。写真を見ると、底に差し込む突起が付いています。この構造のおかげで、両面テープで貼る手間が省けます。さらに折り目にはミシン目が付き、折りやすくなっています。

(写真4) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真4)図面を改良し、出来上がった試作品。差し込みの突起が付き、底に差し込んで側面を固定できる構造になっています。

使用する用紙は当初から社内に在庫がある竹尾・気包紙U ディープラフ L判255kgを利用することが決まっていました。「気包紙」は「気持ちを包む紙」の意味を含んでおり、紙の豊かな触感を堪能することのできるパッケージ用紙です。気包紙シリーズから黒気包紙 を選んで試作したのが(写真5、6)です。

(写真5) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真5)

(写真6) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真6)
(写真5、6)黒気包紙U L版255kgで試作したもの。

この試作品は最終形に近く、上蓋に印刷見本をセットできるように切り込みが入っています。しかし、差し込み口が側面に1つだけ(計2箇所)なので、置いたときにグラグラして安定しません。そのため、最終形では差し込み口を2つにし、置いたときに安定するように改良しました。(写真7)が、最終の形です。

紙色を白にしたのは、収める名刺の本体に色移りしないように配慮したからとのこと。また、「収める名刺もさまざまな意匠のものがあるので、どのようなデザインにも対応できるように白を選択しました」と篠原さんは語ります。

(写真7) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真7)白の気包紙で制作したもの。これが最終形。

(写真1) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真1)一番最初に作られた名刺箱の試作品。初期の段階の用紙はチップボールを使用しています。

(写真2) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真2)「4F BOX」。篠原紙工が運営するFactory 4Fで作成した紙加工の見本集。12種類のサンプルと各加工の解説ハンドブック1冊が独特な形状の組箱に詰め込まれている。
価格:3,500円+税
URL: factory4f.stores.jp/

(写真3) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真3)側面が開くタイプの試作品。

(写真4) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真4)図面を改良し、出来上がった試作品。差し込みの突起が付き、底に差し込んで側面を固定できる構造になっています。

(写真5) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真5)
(写真5、6)黒気包紙U L版255kgで試作したもの。

(写真6) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真6)

(写真7) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真7)白の気包紙で制作したもの。これが最終形。

知恵とアイデアが詰まった〝名刺箱〟の完成

最終のモデルを開いて、構造を詳しく見ていきましょう。(写真8)は、上蓋と手前の側面を開いたところです。ミシン目の破線は四角い模様に置きかわり、意匠性が格段に高まっています。ミシン目を四角の面で抜くアイデアは、篠原さんは「いい意味で予想を裏切られました」と語ります。この経緯について、「4Fブログ」に以下の記述があります。少し長いですが引用します。

「篠原からは「箱を開いた際に見える点線をなんとかしたいね。あと、箱の内側面を少し丸くするとか見た目も機能的にもう少し何かできないかなー」と。

担当した社員(筆者注:宮園葉月さん)は、正直「えっ、そこをついてくるのかぁ….」と。
予期せぬ反応で一度考え込んだようですが、

「もしかしたら私自身の感覚がズレてるかも? さすがに紙のことに関しては自分より何倍も経験値のある人の言うことなのだから、何かもっと良くなる方法はあるのだろう。無理とは思わずに、やるだけのことは全てやってみよう」と前向きな気持ちでもう一度、どういう箱がベストかを考え直しました。

図面と睨めっこし、ある偶然から「点」ではなく「面」というところに着目し、最終的には箱の折り目である点線の代わりにレーザー加工で四角い模様を施す仕様に決まりました。

そして、篠原から指摘された箱の内側面を丸くする部分はそのまま何もせず。四角いまま…。
その理由をその社員、宮園葉月に聞いたところ、

「箱って、四角いものだから、ここだけ丸くするって何か違和感を感じたんですよね。やっぱり四角いほうが佇まいが良い。内側を丸くしたり、見た目のデザインだけにこだわることが目的ではなかったので」と自分の考えを話していました」(「4F ブログ」より引用)

このアイデアが生まれたプロセスについて篠原さんは「今回の名刺ケースの制作においてだけでなく、よいものを生み出される際のコミュニケーションにおいて一番重要に感じているエピソード」だと語ります。

さらに上蓋には三角の穴が開き、添付する見本の名刺がセットしやすくなっています。三角と四角の穴は、意匠の上で大きなアクセントになっています。上蓋のベロの部分も開けやすい構造になっています。

(写真8) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真8)上蓋と手前の側面を開いたのところ。四角と三角の面で抜かれており、意匠性が高まっています。

サイズとしては、厚手の名刺が100枚くらいがちょうど収まる大きさです(写真9)。「箱のサイズは、図面を変更することで簡単にカスタマイズできます。抜きや折筋の加工は、図面データを元にレーザーでカットしますから、納品するもののサイズや枚数に応じてサイズを変更して製作することが多くなりそうです」と宮園さんは語ります。レーザーカットに要する時間は、2面付けで90秒くらいとのこと。1枚当たり45秒で仕上げることができるそうです(写真10)。

(写真9) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真9)実際に名刺をセットしたところ。出し入れが格段に楽になっています。

(写真10) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真10)名刺箱の抜き、筋入れに使用されたレーザーカット機。

上蓋にある小さな三角の穴は、箱に収められた名刺が誰のものかわかるように見本をセットするためのものです(写真11)。「名刺は5人分、10人分、多いときには50人分と依頼されることがあるので、どなたの名刺かすぐに分かるようにする必要があります。箱を開けなくても誰の名刺かわかるようにするためには、見本を1枚蓋に差し込めるようにするか、窓抜きにする必要があります」と篠原さん。

構造的には、切り込みをいれて名刺をセットすることもできますが、三角の穴を空けたところがポイントだと思います。三角の穴は、見本をセットするときに、差し込みやすくなる利点があるとのこと。宮園さんの説明では、「切り込みだけだと、紙が痛むことがあります。またセットする際に蓋を凹まして入れないといけないので。活版印刷の箔押しでプリントされた厚手の用紙の場合は入れづらくなります。だったら、三角の面で抜いてしまおう」と考えたそうです。

また、トムソン抜き(ベースとなる合板に刃を埋め込んだ型「トムソン型」を用いて、材料をプレスして打ち抜く加工)だと、穴開けはカス取りが大変なのですが、レーザーで穴を開けた場合は、レーザーの幅があるので、簡単に抜ける利点があるそうです。「この意匠はレーザーを生かした形でもある」と篠原さんは解説してくれました。

(写真11) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真11)名刺の上蓋には、印刷サンプルをセットすることができます。写真は試しに筆者の名刺をセットしたもの。

名刺箱の底には、4箇所の突起があります(写真12、13)。これは、箱を組み立てる際に差し込むために必要なものです。刺し込むだけならそれぞれ1箇所だけでもよいのですが、置いたときに箱全体がグラグラして安定しません(突起が各面に1箇所だけの試作品は写真5、6を参照)。4箇所の突起を設けることで、置いたときに箱が安定します。

(写真12) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真12)

(写真13) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真13)
(写真12、13)名刺箱の底には4箇所の差し込み口があります。これにより、箱を置いたときにグラグラしない構造になります。

箱は、糊や両面テープを一切使用していませんので展開や組み立てが楽です(写真14)。すべてを開くと、展開図の様子がわかります(写真15)。

(写真14) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真14)

(写真15) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真15)
(写真14、15)箱はスムースに開くことができます。(写真15)はすべてを展開したところ。

私自身、名刺箱はざまざまなものを使ったり、見てきましたが、こんなに機能的で、扱いやすいものは初めてです。名刺の断面が見えるところがポイントで、コバ塗り(フチ塗り)を施した名刺であれば、見栄えも綺麗ですし、箱のまま置いてもインテリアとして魅力的だと思います。

 

4年前、このコラムが始まった2016年11月に、活版印刷のカレンダーを作る工程を取材させていただきました(「活版印刷+紙加工の魅力に満ちた卓上オリジナルカレンダー」を参照)。このとき以来、私は篠原紙工さんの大ファンになってしまいました。定期的に行われるイベントや取材の際に見せていただく篠原紙工さんの紙加工や製本の技術やアイデアは、毎回驚きの連続です。

篠原紙工さんが手がけたプロジェクトは、筆者が編集する『カラー図解DTP&印刷スーパーしくみ事典』(ボーンデジタル)で掲載されています。また『デザインのひきだし』(グラフィック社)の「古(いにしえ)の製本に挑戦!」の連載企画では、毎回さまざまな製本技法を駆使したトライアルの工程が紹介され、とてもおもしろい読み物になっています。篠原紙工さんの手がけるプロジェクトに、ぜひ触れてみてください。

では、次回をお楽しみに!

(写真8) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真8)上蓋と手前の側面を開いたのところ。四角と三角の面で抜かれており、意匠性が高まっています。

(写真9) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真9)実際に名刺をセットしたところ。出し入れが格段に楽になっています。

(写真10) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真10)名刺箱の抜き、筋入れに使用されたレーザーカット機。

(写真11) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真11)名刺の上蓋には、印刷サンプルをセットすることができます。写真は試しに筆者の名刺をセットしたもの。

(写真12) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真12)
(写真12、13)名刺箱の底には4箇所の差し込み口があります。これにより、箱を置いたときにグラグラしない構造になります。

(写真13) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真13)

(写真14) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真14)
(写真14、15)箱はスムースに開くことができます。(写真15)はすべてを展開したところ。

(写真15) | これは便利! 篠原紙工が考案した〝名刺箱〟 - 生田信一(ファーインク) | 活版印刷研究所

(写真15)

[プロフィール]
有限会社 篠原紙工

有限会社 篠原紙工

事業内容:製本・紙加工・デザイン・印刷物の制作・新商品の企画から開発
所在地:〒136-0072 東京都江東区大島5丁目51番13号
TEL:03 5628 0608
FAX:03 5628 0603
URL:https://www.s-shiko.co.jp/
メール:info@s-shiko.co.jp

【受賞歴】

2018
「第52回 造本装幀コンクール」文部科学大臣賞 / 日本
「第52回 造本装幀コンクール」経済産業大臣賞 / 日本
「第69回 全国カレンダー展」金賞 / 日本
「第69回 全国カレンダー展」銅賞 / 日本
「DFA Design for Asia Awards 2018」Bronze Award / 香港
「グレゴリー・カレンダー・アワード」銀賞 / ドイツ
2019
「第53回 造本装幀コンクール」日本印刷産業連合会会長賞 / 日本
「第61回 全国カタログ展」銀賞 / 日本
「AIAP WOMEN in DESIGN AWARD 4th edition」入選 / イタリア
「TOP AWARDS ASIA OCTOBER 2019」入選 / 香港
「DFA Design for Asia Awards」Bronze Award / 香港
2020
「GERMAN DESIGN AWARD 2020」WINNER受賞 / ドイツ
ほか多数
※篠原紙工が制作にかかわった作品の受賞歴

2008 「第33回発明大賞」発明奨励賞 / 日本
2018 「勇気ある経営大賞」奨励賞 / 日本
2019 「第18回印刷産業環境優良工場」一般社団法人日本印刷産業連合会 会長賞 / 日本

有限会社 篠原紙工