プランタン=モレトゥス印刷博物館
(Museum Plantin Moretus In Antwerp)
Miki Wang
プランタン=モレトゥス印刷博物館は、ベルギーで2番目に大きな都市、ヨーロッパの中で最も忙しい港のひとつアントウェルペン市にある。
アントウェルペン市は北部ベルギーの工業と芸術が集まる文化の中心として認知されている。また、20年近くの間に、ファッションデザインも急速に進み、ファッションデザイン業界における重要な都市となった。
悠久の歴史を持つアントウェルペン市は、他にもたくさんの歴史文化遺産があるが、今回は私と一緒に、462年の歴史を持つ、印刷と出版の聖地であるプランタン=モレトゥス印刷博物館に入ってみましょう。
普朗坦-莫雷圖斯 印刷博物館
Museum Plantin Moretus in Antwerp
位於比利時的第二大城市,也是歐洲最繁忙的港口之一。安特衛普市被公認為是比利時北部的工業和藝術文化中心,近20年來,安特衛普市成為時尚設計界的重鎮。悠久歷史的安特衛普市充滿了名勝古蹟,這其中包括已經具有462年歷史,莊嚴的Museum Plantin Moretus (以下簡稱為普朗坦-莫雷圖斯博物館),請隨我一探歷史上印刷出版聖地之旅。
プランタン=モレトゥス印刷博物館は西暦1555年にプランタン印刷出版所として建造された。私は2年前にアントウェルペン市に訪問した。もっとも興味深かったのは、プランタン=モレトゥス印刷博物館は長い歴史を持つ家屋と工房と博物館の複合体であるところだった。
プランタン=モレトゥス印刷博物館の玄関に着いて初めて見た時、印刷所だと思えないぐらい豪華で立派な館というイメージで、事業の成功を象徴するようにフランスの古典的な装飾を建物に飾り付け、扉の上に金のコンパスとラテン語で書いた名言「Labore et Cansantia(勤勉と強靭な意志)」という象徴的な標識を入れた。館の外見は18世紀から一度も変わっていないそうだ。
印刷所の内部も16、17世紀頃のまま、活字鋳造室や活字倉庫、印刷室、校正室、本屋、事務室なども昔のままに残してある。私は目の前に堂々と存在する数百年前の活版印刷工房が、なぜ世界の印刷と出版の聖地とされたのかがようやく分かったような気がした。
兩年前我來到安特衛普,參觀了普朗坦-莫雷圖斯博物館,令人最感興趣的原因,他是一個的具有古老歷史的印刷博物館,結合了宅邸、工廠及博物館,源起是開設於西元的1555年的普朗坦印刷出版工房。當到了博物館大門的入口時,的確無法將這棟歷史久遠的豪華貴族宅邸,與印刷工房聯想在一起,當時的企業主為了展示他們事業的成功,採用了法國古典風格的裝飾,且自18世紀以來外觀幾乎沒有改變,在大門上嵌入了象徵這間印刷出版工房的標誌:金圓規和拉丁文箴言 ‘Labore et Cansantia’ (‘勤奮與堅韌’)。 在工房里還保留著16、17世紀原貌的工作間,包含了鑄字房、活字房、印刷房、校對房、書店及辦公室,看著數百年前活版印刷工房真實的矗立在面前,終於可以領會他一直被推崇為國際印刷出版聖地的原因。
創業者のクリストフ・プランタン(Christophe Plantin)は1520年にフランス生まれ、印刷と装丁の技術を身につけたあと、家族を連れてアントウェルペン市に引っ越して、1555年に印刷出版の工房を作った。そして、短い間にアントウェルペン市の中で一番の印刷工房になった。
それでも、プランタンは満足せず印刷所をどんどん拡大していった。1570年の時、印刷所は16~22台ぐらいの活版印刷機を持ち、80名以上の職人がいるヨーロッパで一番規模が大きい活字印刷所となった。当時、宗教への制限が多くなり、決められた宗教に入らないと酷い目に遭ってしまう時代だった。
プランタンはカトリック教会への忠誠心を示すために、ベルギー王国を統治しているスペンイン王のフィリップス二世を説得して学術的な多言語の聖書に投資してもらい、出版ができるようになり、当時は今世紀最大の活字印刷プロジェクトとも言われていた。
「王御用達の印刷業者」となり、かなりの地位を得て、子孫のために経済的な土台を作った。 クリストフ・プランタンは西洋印刷術を発明したヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gutenberg)に続き、印刷の歴史上において重要な人物であった。
16世紀後半、彼が出版した印刷物の質も量もかなりのレベルに達し、世界中で最も重要な印刷と出版の商人で、西洋文明の開拓者と評価された。
其創立者Christopher Plantin克里斯多夫普朗坦,於1520年在法國出生,習得印刷及裝訂技術之後,舉家遷往安特衛普,於1555年在此開設了一間印刷出版工房,不久之後即成為安特衛普最好的印刷廠之一,幾年之後業務成長,1570年,印刷工房已經是當時歐洲上最大的活字印刷出版工房,那時有16到22台印刷機並超過80名員工,在當時因為宗教上的種種限制越來越多,若不信奉官方的宗教則會遇到很多麻煩,為了顯示效忠天主教教會,說服了當時統治比利時的西班牙國王–菲利浦二世投資編纂了一本學術版的多語系聖經,在當時被稱為世紀最大的活字印刷計畫,因此他也被稱為「國王御用的印刷商」是相當高的地位,此舉並為他的後代建立了堅實的經濟基礎,他是繼西方印刷術發明者Johannes Gutenberg約翰古騰堡之後,印刷史上的一位重要代表人物,他的出版印刷物的品質與產量都達到一個極高的水平,普朗坦是16世紀後半葉,世界上最重要的印刷出版商,西方文明的開路者。
1589年、クリストフ・プランタンが死去した後、娘の夫と弟子のモレトゥス家族が印刷所を受け継ぎ300年間も経営し続けた。
1876年、ジョンヒール・エドワード・モレトゥス(Jonkheer Edward Moretus)は印刷所をベルギーのアントウェルペン市政府に売却、この大事な文化財を保存したいという思いの元、一般民衆でも入館できる博物館に改造した。
今、プランタン印刷所で、当時のグーテンベルク活版印刷機、父型と沢山な金属活字、木活字、銅版画などの歴史遺産を見ることができる。
16世紀に1冊の本はどいう風に作られたのか、制作過程も見れる。また、館内には世界の中で最も古い印刷機(約西暦1600年)も収蔵されている。
1999年、日本東京の印刷博物館はプランタン=モレトゥス印刷博物館と契約を結び、最古のグーテンベルク活版印刷機を復刻して、東京の印刷博物館に展示している。
在克里斯多夫普朗坦1589年過世後,印刷廠由其女婿及學徒的Moretus莫雷圖斯家族所繼承,並經營了長達300多年之久。而直到1876年,Jonkheer Edward Moretus將印刷出版工房,出售給比利時政府及安特衛普市,以保存並改造為博物館,並允許民眾進入。如今,民眾們可以在普朗坦以前的工房中見識當時的壓印式的古騰堡印刷機、鑄字模及眾多的金屬活字、木刻活字、銅版畫等歷史文物,了解16世紀一本書被印製完成的過程;館內的收藏還包括一台世界上最古老的印刷機(約西元1600年)。在1999年,位於日本東京的印刷博物館,與普朗坦-莫雷圖斯博物館簽訂了合作協議,複刻了世界最古老的古騰堡式印刷機,現正陳列在東京的印刷博物館內。
プランタン=モレトゥス印刷博物館の見学と観光が断然おすすめ、西洋の印刷文明を実際見ることができる。
また、活字で印刷した貴重なグーテンベルク聖書(Gutenberg Bible)と豊富な印刷資料、画家ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens)の作品または歴史資料も館蔵している。
館長はプランタン印刷所が何百年間に印刷した9割の作品を買収したため、世界で唯一15世紀から18世紀の印刷史が見れる博物館となった。
プランタン=モレトゥス印刷博物館の歴史的価値が非常に高いので、国連教育科学文化機関 は2005年に世界遺産として登録した。
もし機会があったら、是非実際にプランタン=モレトゥス印刷博物館に足を運んで見に行ってください。
非常值得到此一遊,可以親眼見證的西方印刷文明的館藏、珍貴的活字印刷本古騰堡聖經(Gutenberg Bible)、豐富的印刷圖像,以及包括畫家Rubens魯本斯在內的相關作品及史料收藏等,隨著時間的推移,後來博物館館長購買了普朗坦印刷工房在這數百年來所製作的將近9成的作品,這是世界上最完整的收藏,完整見證了15至18世紀的印刷歷史。也由於歷史意義非比尋常,聯合國教科文組織在2005年時將此地列為世界遺產。
Translation by Tei Jyo
MUSEUM PLANTIN-MORETUS
Vrijdagmarkt 22
2000 Antwerp
Belgium
tel. +32 (0)3 221 14 50
http://www.museumplantinmoretus.be/