web-magazine
web-magazine

株式会社 オオウエ
全く新しいマスキングテープの可能性

皆さんこんにちは、和紙の大上です。

今、クラウドファンディングにチャレンジしているのですが、
「全ての柄が違うマスキングテープ」を作ろうとしています。

普通のマスキングテープは、30㎝くらいの柄が何度もリピートしていきます。
オフセット印刷なので、版が何回も繰り返されるんですね。

今回は、違う技術を使った印刷方法を採用し、実現しました。

(写真1) | 全く新しい マスキングテープ の可能性 - 株式会社 オオウエ | 活版印刷研究所

実はマスキングテープの原紙も、もとは機械漉き和紙です。
薄くて粘り気があって強いのは、機械漉き和紙の特徴です。
海外では、マスキングテープはWashi Tapeとして、広く親しまれています。

ありがたいことに、8月17日から始まったクラウドファンディングは、2日と少しで目標金額を達成し、今も支援が広がっています。

詳しくは、以下のサイトが一番なのですが、
https://www.makuake.com/project/washidadaigaku/

何がいいかというと、「全部の柄が違う」というジャンルによって、またマスキングテープの幅が広がると思うんですね。
これまでの制約を超えて、それならこんな柄作りたい!というような人も生まれてくると思います。

そんな意味も込めて、今回はひっそりと販売するのではなく、クラウドファンディングという形を取って、広く認知してもらう試みとなりました。

日めくりカレンダーは、元旦から大晦日まで。小説マステは、最初から最後まで。いずれもこれまでには出来なかった表現です。

(写真2) | 全く新しい マスキングテープ の可能性 - 株式会社 オオウエ | 活版印刷研究所

ただ、これを作れる機材を持っている会社はすごく少ないと思いますので、最初はやっぱり細々です。
しかも、リンク先の動画を見ればわかりますが、結構手作業的な部分も多く、時間もかかります。
でも、そういったところも含めて、このマスキングテープは愛らしいなと思っています。

(写真3) | 全く新しい マスキングテープ の可能性 - 株式会社 オオウエ | 活版印刷研究所

ちょっと宣伝のようになってしまい、大変申し訳ありませんが、とてもいいものが出来たと思います。
東急ハンズさんや蔦屋さんでも販売の予定ですが、クラウドファンディング上でしたら、少しお安く手に入りますので、この機会にぜひ試してみてください。

和紙の新しい使い方によって、どんどんいろんな人に伝わればいいなと思っています。

(写真1) | 全く新しい マスキングテープ の可能性 - 株式会社 オオウエ | 活版印刷研究所

(写真2) | 全く新しい マスキングテープ の可能性 - 株式会社 オオウエ | 活版印刷研究所

(写真3) | 全く新しい マスキングテープ の可能性 - 株式会社 オオウエ | 活版印刷研究所