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(株)和光
活版WEEKEND

活版WEEKEND - (株)和光 | 活版印刷研究所

今年、皆さんは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、今まで体験したことのない1年を過ごされました。調べてみれば、ちょうど一年前、2019年11月22日に中華人民共和国湖北省武漢市で初めて確認されたそうです。それから、緊急事態宣言等で会社に行けない日々、行楽に行けない日々、色々な制約の中で1年が経過しようとしています。リモートワークやインターネットを通じてのやりとりが増え、人と接触することがある意味タブーとされ、それでも社会生活を行わなければなりませんでした。私もZoom飲み会とかZoom飲み会とかZoom飲み会とか(何回するねん)に参加しましたが、何か物足りない感じがして、違和感を感じました。同じ場所にいて、同じ空気を感じながらの方が断然面白いし、充実感があると感じました。

人との繋がりの重要さを再認識した年でした。

また、毎年開催されていた活版WESTも今年は中止となり、楽しみにされていた方々は残念な思いをされたと思います。しかし、実行委員会の方々は色々模索され、11月27・28・29日にTwitterとInstagramなどを使って”活版WEEKEND”というイベントを開催されることとなりました。(https://kappanweekend.amebaownd.com

活版に携わる方々が、SNSを駆使して、#活版WEEKENDや#KWE等のハッシュタグをつけて動画や商品、画像などが発信されます。また、どなたでも参加が自由なので、ハッシュタグをつけてSNS上に投稿していただき、参加していただけます。

公式コンテンツも充実されていて、”活版ダービー”が開催されます。これは、普段、活版印刷をされている印刷工の方の技術を見て頂くイベントです。活版印刷の代表的な技術である「文選」「組版」「印刷」にスポットを当て、各カテゴリーで技術を競い合う形で皆さんに楽しんで頂けます。

1.文選レイアウト
童謡「雪」の歌詞を活字で拾う作業をタイムトライアル形式で競います。
文選作業がどのように行われているかを見ることができます。

2.組版コンペ
テーマを「クリスマス」とし、規定内の活字数やサイズに合わせて組版でデザインを考え、制限時間に組版を完了し、最後にスミ1色で印刷します。完成した印刷物の美しさとデザインの完成度を競います。

3.印刷ダービー
参加者に予め送られた樹脂版をスタートと同時に開封し、セッティングから100枚印刷完了までのスピードと印刷物の美しさを競います。

弊社も公式コンテンツに参加いたします。
まずは、”活版ダービー”弊社が製版させていただいた樹脂版を使って頂くご縁も有り、また、弊社の営業兼カッパニストのYさんが名乗りを挙げましたので、優勝目指して奮闘します。また、色々な印刷機械でみなさん参加されるそうなので、同時に違う機械で印刷する工程が見られる機会は少ないので、楽しみです。

また、公式動画コンテンツでは、弊社の樹脂版と金属版の製版工程や、関連会社の(有)日伸製作所のゼンマイ刃型の製作工程を動画で紹介いたいただく予定ですので、興味を持っておられる方は、そちらもご覧いただけます。

ご自由に参加できますので、お仕事で活版印刷をされている方や、趣味で活版印刷をされている方も是非SNS上に#活版WEEKENDや#KWE、#活版印刷等のハッシュタグをつけて投稿したり、閲覧したり楽しんでください。期間中限定の商品等もあるみたいなので、是非ご参加ください。今週末は自宅で活版!

活版WEEKEND - (株)和光 | 活版印刷研究所