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(株)和光
シン・evolution5

シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

前回は、くるくるユニットの大まかなイメージ図を作成しました。ユニット上下移動機構の必要パーツがわかったので、入手にとりかかります。日本国内で入手すると、相応な金額になりますので、某大陸から入手することにしました。別件ですが、強力かつ超ハイスピードハンダこてを作成中で、そのパーツも入手したかったので、合わせて入手しました。まとまった点数だと、送料も安く抑えられるので、今回は、とても助かりました。(たまに送料と合わせると、国内で入手するのと変わりない場合があります。)それでは、ご紹介しましょう。

1. スクリューシャフト
コレは、旧フレームに接続して、旧フレームを上下させるメインシャフトになります(写真1)。スクリュ―シャフトに取り付けたナットを回転させることによってシャフトを上下させます。2本必要なので、切断して2本にします。

写真1 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

2. ナット
先程のスクリューシャフトに取り付けるナットです(写真2)。アンチバックラッシュ式なので、精度もよく、ある程度抵抗があるので、採用しました。片側は、シャフトと旧フレームとの接続に使用し、片側は、次に紹介するギヤに組み込んで、上下移動に使用します。

写真2 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

3. ギヤ
先程のナットを組み込んで、スクリューシャフトを上下させるメインギヤです(写真3)。小さいギヤを回転させて、2つのギヤを同時に回し、2本のスクリューシャフトを上下させます。センターに手動で回転させるギヤを配置することで、残りの2つのギヤは同じ方向に回転させることが可能なので、最小で、必要な動きをさせることが可能になりました。

写真3 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

穴の径を加工しないといけませんが、今のパーツを組み合わせてイメージを組み上げると、こんな感じになります。(写真4)

写真4 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

お~っ!すべて金属パーツで組み合わせると、とてもかっこよく、丈夫に出来上がりそうです。残念なことに、ギヤボックスと作ると、中に隠れてしまいますが…。どうにか透けて見えるようにしたいです。つぎは、加工とギヤボックスの設計です。コレが大変そうですが、やらなければ、次に進めないので、無い知恵をしぼって設計します。

シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

写真1 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

写真2 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

写真3 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

写真4 | シン・evolution5 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)