(株)和光
シン・evolution14
前回は、アルミチャンネルの長さ調節のカットをしました。今回は、本格的なカットをしたいと思います。まとまった時間がある時にしたかったのですが、時間が取れそうにないので、隙間時間になってしまいました。先ずは、折り曲げ用のV字カットの2箇所です。この部分は、慎重にカットしなければ、後々大変になりそうです。V字カットの上、折筋のために、3mm厚のアルミの半分まで切り込みを入れなければなりません。カット機の刃の蛇行等に気をつけながら、まっすぐ手を動かさないといけないので、とても大変です。多少の誤差は出ましたが、何とかカット出来ました。(写真1)
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肝心な切り込みはどうでしょうか?(写真2)
うーん、もう少しキレイにカットしたかったです。後悔しても仕方ないので、続いて右側面のギア用のスリットと、ハンドル用の穴を開けようとしたのですが、ここで、重要なことに気がつきました。ハンドル用の穴なのですが、フレームにローラーユニットを組み込む際、どうしても下から差し込まなければならないことに気がつきました。そうなると、図面のようなトラック型の穴だと差し込めません。ギア用のスリット同様に下までカットしなければなりません。カッコも良くないですし、フレーム強度にも不安が残ります。しかし、他に方法がないので、急遽スリットに変更します。この長さをキレイにまっすぐカットするのは難しいです。先ずは、ギア用のスリットから切っていきます。老眼の目にムチを入れ、慎重に動かしていきました。多少は蛇行しましたか、そこそこ切れました。後は、ヤスリで調節して、最悪は蓋をして隠してしまおうと思います。最後に、急遽決まったスリットに変更したハンドル用の部分です。しかも、1番長く、完成後は、丸見えになるであろうスリットです。慎重にカットし始めたのですが今までで一番汚く蛇行を始めました。こうなると、止まりません。あれよあれよという間にヨレヨレの線になってしまいました(写真3)。こうなれば、蓋作戦で隠すしかありません。集中力が途切れてしまいました。
ヘトヘトで、念の為にローラーユニットの差し込みテストをしたところ、また問題が発生。ギアの横に飛び出したパーツがあり、ギアが回る時にフレームに干渉して、スムーズに回りません。(写真4)
どうにか解決しなければ、全てやり直しになります。でも、今は気力が無くなりました。
「体力の限界、気力も無くなり、引退することにしました。」千代の富士の状態になったので今回はこれで…