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(株)和光
足跡

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年最後のコラムで、本年やりたい事を書きましたが、一枚の画像が気になりました。

足跡 - (株)和光 | 活版印刷研究所

壮年以降の方はひと目でわかると思いますが、1969年7月20日、アポロ11号でアームストロング船長が人類で初めて月面に降り立った時につけた足跡です。
「これは、一人の年限にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」この言葉は、アームストロング船長が、この足跡を残した時に発した素晴らしい言葉です。
人類が月に降り立って、50年を迎えました。弊社も1969年に設立され、昨年で50周年を迎えました。昨年、社員会の役員を務めまして、50年をキーワードに色々調べていた時に、アポロ11号が月に着陸して50年ということを改めて知り、この画像を見ると、とても感慨深くなりました。
この足跡を、何か表現したい衝動に駆られ、あれこれと年末年始ずっと考えていました。
足跡は、印刷で言うとデボス加工です。デボスでなんとか表現出来ないか?と思ったのです。
改めて画像を見てみますと、色々乗り越えなければならない課題が多そうですが、やってみたいと思います。

これをぜひ完成させて、私も活版印刷業界に偉大な一歩の足跡を残してみたいと思います。

段階として、
1.単純にデータを作成して、デボス加工をする。
まずは、単純にデータを作成してデボス加工をしてみます。イメージとどう違うかを検証してみます。
2.ブラッシュアップして、イメージに近づく作業をする。
検証を基に、変更をしてイメージに近づけていきます。
3.不可能部分を選択。
使えるものを使っても出来ない部分を見つけてあきらめ、他で補えるものを探します。
4.最終物を作成。
これでもかと言うデボス加工を完成させます。

一目置かれるデボス加工ができるかわかりませんが、試行錯誤してみたいと思います。

ここまでで、年始からの風邪で、頭が回らなくなったので、今回は終わります。
次号から、お楽しみに。

足跡 - (株)和光 | 活版印刷研究所