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(株)和光
新プラットフォームver.2構想4

前回は、ターミナルの筐体の手配と中に入れる熱源の配線、発熱テストまで行いました。
カートリッジヒーター の入手トラブルも解決し、テストも順調でした。
筐体のMDFカットが出来上がってきましたので、早速、筐体中に配置します。(写真1)

(写真1) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

筐体が仕上がる前に配線を済ませていたので、うまく配置できるか心配でしたが、なんとか配置できました。配線段階では、コンセントを差すと電源が入る状態だったので、このままだと問題がありますので、一旦組んだ配線上に、トグルスイッチを入れ込みました。ON/OFF表示パネルは、弊社の真鍮版を逆像で製版して組み込みました。(写真2)

(写真2) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

これで、ターミナル部分は完成です(写真3)。突然のトラブルにも対応できるように、フタ部分は脱着式にしてあります。当初のデザインとは、随分変わってしまいましたが、シンプルでスッキリしています。結果オーライです。

(写真3) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

さて、プラットフォームの方ですが、新たに作成するには、現段階でかなりタイトなスケジュールで時間的に問題があり、旧プラットフォームを流用することにしました。旧プラットフォームから、熱源を取り外して、新たな熱源を組み込みました(写真4)。空いたスペースは、人目に触れるので、MDFで埋めたり、1㎜厚のベークライトで蓋をして収めます。温度センサーは、加熱する5mm厚のアルミに組み込みます。そのまま差し込もうとすると、版を貼る面より飛び出てしまうので、斜め下に向くようにして、ベークライトの蓋に隠れるようにしました。

(写真4) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

これで、適切な温度が測れそうです。新旧のプラットフォームを比較してみましょう。(写真5)

(写真5) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)左が今回制作したプラットフォーム。右が旧プラットフォームになります。

旧プラットフォームの温度調節ユニットのグリップ部分がなくなり、蓋もしたので、スッキリしました。
性能もアップしたので、大満足です。
これで新プラットフォーム&ターミナルが完成しました(写真6)。(ベークライトの蓋や、配線の蓋をつけ忘れていますが…)

(写真6) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真6)

いざ、「くるくる版画博覧会」に出陣です。

(写真1) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真1)

(写真2) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真2)

(写真3) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真3)

(写真4) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真4)

(写真5) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真5)左が今回制作したプラットフォーム。右が旧プラットフォームになります。

(写真6) | 新プラットフォームver.2構想4 - (株)和光 | 活版印刷研究所

(写真6)